ネントレ開始のタイミングはいつから?効果はある?成功のコツは?

ネントレいつから効果コツ 子育て
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赤ちゃんが寝てくれない、お布団に置いた瞬間に背中スイッチがON・・・
赤ちゃんがいるご家庭のあるあるですよね。

最近では、赤ちゃんがひとりでねんねできるよう導く方法としてネントレ(ねんねトレーニング)がよく紹介されています。

ネントレに興味がある方にとっては、

  • ネントレを開始するタイミングはいつがベストなのか?
  • ネントレすれば本当に寝てくれる効果はあるのか?
  • 成功のコツはある?

などの点が気になるかと思います。

ネンネトレーニングというメソッドを取り入れる前に知っておいてほしいポイントを、実際の経験談などを交えながらお話ししていきたいと思います。

ネントレ開始のタイミングはいつから?

ネントレを始める時期は早ければ早いほどいいと思います。理由としては新生児の頃からネントレを実践していけば睡眠のリズムもつきやすくなるからです。

とにかく赤ちゃんの能力は無限大。ネントレ開始の月齢が遅くなったとしても、新生児ではなくても、ネントレの効果はちゃんとあります。ただ、ネントレとは違うスケジュールの生活リズムがすでに身についている可能性があるので、新しいリズムを身につけるのには時間がかかる場合があります。

ネントレを始める際には、親としてもしっかりとした「準備」と大きな「覚悟」が必要です。ちょっとこれくらいいいかな?という気持ちで授乳の時間をずらしたり、よく寝てるからと起こさず寝かせたままにしておくと、いつまでもリズムがつかず逆に赤ちゃんが混乱してしまいます。

リズムがつけば赤ちゃんが起きている間にお出かけも可能になってきますので、それまではママがストイックに睡眠や授乳のスケジュールを守る努力が必要になってきます。

赤ちゃんの月齢があがってくると、予防接種やママ友との予定などが増えてきて、きっちりと時間をスケジュール通り守るのが案外難しくなってきます。新生児の早いうちにリズムをつけてあげるほうが効果のスピードは早いと思います。

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ネントレに効果はある?

経験から言わせていただくと、ネントレの効果はありました!

我が家では一人目の時の、寝ない、飲まない、なぜか泣き止まないという24時間耐久抱っこの悪夢を繰り返さないために、二人目の出産時にネントレを取り入れることを夫婦で話し合いました。一人目の時の壮絶さは夫も理解していましたので、できることはなんでもやってみようという意見で一致したのもよかったと思います。

ネントレには色んな方法がありますが、我が家はいわゆる「ジーナ式」という方法を実践しました。ジーナ式とは、簡単に言うと、月齢ごとの細かいスケジュールに合わせて生活リズムを管理する方法です。

ネントレをやってよかった!ネントレのメリットは?

我が家にとってのネントレ最大のメリットは、教えた通りのスケジュールで赤ちゃんが規則正しく起きたり寝たりを繰り返してくれるようになった事です。
そのおかげで、一緒に睡眠も取れましたし、次の行動の予測がつくので寝ている間に用事を済ませることができて、わけのわからないイライラから開放されました。

産後はただでさえ母体は疲れていますし、わけもなくイライラしたり不安になったり精神的にも不安定になりがちです。なんで寝ないの!?とイライラしたり、イライラする自分に落ち込んだりすることがなくなるだけで随分落ち着いた気持ちで赤ちゃんに接することができたと思います。

もちろん赤ちゃんも安心して1日を過ごしているので安定しますし、授乳間隔がしっかりあいて、お腹が減ったタイミングでの授乳なのでチビチビ飲みをすることもありませんでした。赤ちゃんも起きている時間はたくさん抱っこして遊んでもらえることを知っているので、寝る・遊ぶと1日にメリハリがついて遊びの時間を楽しみにしている様子が徐々に見てとれました。

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ネントレのデメリットは?

ネントレのデメリットを挙げるなら、赤ちゃんが起きている時間にしか外出ができないことでしょうか。

赤ちゃんとの長時間のお出かけができないので、しばらくの間は近所のスーパーくらいにしか出かけられません。睡眠のスケジュールとお出かけの時間が重なる場合はお出かけをキャンセルすることもありました。

でも、これもほんのしばらくの間のことで、まとまった睡眠時間をとるようになる歩き出すころにはお出かけを思いっきり楽しめるようになってきますよ。

ネントレを成功させるコツは?

ネントレを成功させるためには、家族や周りの人の協力や理解が必要不可欠です。

    出産後は誰かお手伝いに来てくれますか?

  • 実親?
  • 義理の親?

私の経験上、関係が近くなればなるほどネントレという新しい考え方に異議を唱える率が高くなります。実践しているさなかに全てを台無しにされないためにも、夫やお手伝いにきてくれる人にしっかりと意志を伝えて何のためにネントレをするのか伝えておくことが大事です。

ネントレというと、そのやり方や手法が注目されがちですが、本来ネントレの目的は、赤ちゃんに生活のリズムを教えてあげることです。赤ちゃんがリズムを身につけた結果、夜泣きが減ったり、一人で寝られるようになるというメソッドです。

睡眠のリズムが整ってくれば、ママもゆっくり休養できるようになりますし、段取りをつけやすくなるので、時間がない!とイライラすることも減ってくると思います。そして、歩くようになる頃には、ねんねの時間になれば当たり前のように自分からお布団に入って自力で寝るようになっていきます。

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ネントレの効果や実践のコツまとめ

私や家族は、ネントレを実践してよかったと思っています。

生後4ヶ月の赤ちゃんが、夜中の授乳の時間になるとパッと目を覚まし、泣きもせず機嫌よく待っている姿を初めて見た時、ネントレをやって本当に良かったと感動しました。

赤ちゃんの1日のスケジュールを親がしっかり導いてあげると、安心して生活することを覚えてくれます。無駄に泣くことが減るのは、時間になればちゃんとミルクをもらえるとわかって安心しているからだと思います。

睡眠のリズムがつくまでは本当に大変ですが、赤ちゃんの吸収する能力は無限大です。親が教えた通りに赤ちゃんは学習します。ネントレは、赤ちゃんの気持ちをあきらめさせるためのものでは決してありません。赤ちゃんの前向きな意欲を目にすることができる一つの大きな機会だと思います。

ネントレは最初が肝心ですので、実践してみようと思われる方は知識をしっかり蓄えて、周りの協力と理解を得てから実践されることをおすすめします。

ママが笑顔だと赤ちゃんも喜びます。でも、ネントレを実践することで逆にストレスが大きくなってママの笑顔がなくなってしまうなら、別の方法や赤ちゃんに合った方法を無理せず探すようにしてくださいね。

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