小学校に入学して、学校から鍵盤ハーモニカを購入するようお知らせをもらったかと思います。もしかすると学校指定で全員同じものを一律で購入という小学校もあるかもしれませんね。そういう場合は迷うことはありませんが、鍵盤ハーモニカを自由に購入していいという場合には、どれがいいのか悩んでしまいますよね?
- 鍵盤ハーモニカの中でおすすめのメーカーはどこ?
- メーカーによって違いはあるの?
- 鍵盤ハーモニカの相場は?
など色々と気になることが出てくるかと思います。
今回は、小学1年生の鍵盤ハーモニカを購入する予定の方で、これからどんなものを買ったほうがいいのか?と迷っている方に向けて、鍵盤ハーモニカの情報について詳しくお伝えしていこうと思います。
鍵盤ハーモニカ、たくさん種類があるんだけど違いってなに?
鍵盤ハーモニカを初めて購入しようとしたときに、色んな種類があって「どれにすればいいの〜!?」っとなったのは、実は私です。
昔から鍵盤ハーモニカの種類は色々あったんだとは思いますが、実生活においてあまり必要のなかったアイテムなので価格の相場感やメーカーの違いなんて全く知りませんでした・・・。
鍵盤ハーモニカの主な違い
- メーカー
- 日本製かどうか
- ケース・本体の色
- ケースの素材(ソフト・ハード)
- 鍵盤の数(25〜44鍵)
- 音程
- 吹き口の追加購入のしやすさ
- 価格(2,000円台から6,000円台)
鍵盤ハーモニカと一口に言っても、これだけの比較材料があって一体どれがいいの!?となってしまいます。
小学校で使う鍵盤ハーモニカのスタンダードなタイプは!?
小学校の合奏に使うことを考えると、32鍵タイプがスタンダードです。ひとりだけ鍵盤が少ないなんてことになるとかわいそうなので、ここは32鍵タイプで決まりです。
音域もソプラノ、アルト、バスと種類があります。小学校で使う場合の音域はアルトを選択するのがベストです。
価格の方も気になりますが、我が家は息子が使うとあって丈夫かどうか!というのが決め手の最大のポイントになりました。
今振り返っても、小学校の頃の男子は鍵盤ハーモニカを振り回したりと結構乱暴に扱っていた記憶があります。男子にとっては目に入るものなんでもおもちゃになってしまいますよね。そういう点も加味してなるべく丈夫で壊れにくいタイプがいいなと考えました。
女の子のお子さんをお持ちのご家庭だったら、丈夫さというよりは色やかわいさなどが選ぶ際のポイントになるかもしれませんね。
鍵盤ハーモニカの価格の相場は?
鍵盤ハーモニカの価格は手軽なものだと2,000円台から手に入ります。相場的には5,000円前後かなという印象です。個人的には鍵盤ハーモニカって意外と値段が高いな・・・と思ったんですが、楽器として考えるとそれほど高額というわけではないのかもしれませんね。
ただ、小学生の一時期(3年生くらいまで)しか使わないかも、と思うと割高感を感じてしまいます。かといってあまりに安いものだとすぐ壊れるんじゃないか?とちょっと心配でもあります。このあたりはご家庭の方針や好みなのかなという感じです。我が家はとにかく頑丈そうなものが希望なので、価格はこの際目をつぶることにしました。
各メーカーによって価格や音色が違う、ということだったので有名どころのメーカーを比較してみました。
鍵盤ハーモニカのメーカーってどこが有名?おすすめは?
鍵盤ハーモニカは息使いで音程が変わる楽器です。メーカーによって吹き口の形や音色が違うということなので主な鍵盤ハーモニカの特徴を比較してみることにします。
昔からある鍵盤ハーモニカの定番メーカーは、「ピアニカ」でよく知られているYAMAHA(ヤマハ)や、「メロディオン」で人気のSUZUKI(スズキ)などが有名です。この2つのメーカーが定番のメーカーになります。
楽器メーカーとして有名なYAMAHAの鍵盤ハーモニカ。鍵盤ハーモニカといえばピアニカというイメージですが、ピアニカはヤマハの商品名です。ヤマハのピアニカは音程が高く音色が豊かなのが特徴です。さびにくいリードが使われているので正確な音程を保てます。
シェアが大きいので付属の吹き口、ホース、ケースなどのパーツの買い足しや買い替えがしやすいのが助かりますね。ケースはハードタイプでややかさばる感じですが、中に吹き口とホース付きの吹き口を収納できます。ケースを開いた状態で譜面台としても使えます。ケースと本体の色はブルーとピンクから選べます。演奏待機中にホース部分を留めておけるパイプクリップが差し込み口部分に付いています。
商品名 | YAMAHA(ヤマハ) P-32E ピアニカ |
---|---|
希望小売価格 | 6,600円(税抜) |
色 | ブルー/ピンク |
本体のサイズ | 425×49×96mm |
ケースのサイズ | 456×58×173mm |
重さ | 600g(ケースは含まない) |
パーツや付属品の追加交換 | 吹き口(PMP-32C)、ホース(PTP-32D)、ケース |
※価格はメーカーの希望小売価格なので、ネット通販で探せばもっと価格は抑えることも可能です。
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定番の鍵盤ハーモニカということで安心感がありますね。ハードケースなので、もし落としたりした場合でも壊れにくいのかなという気がします。ずっと使うならパーツの別売りも買いやすいピアニカがオススメです。
国内で初めて鍵盤ハーモニカを作ったメーカーがSUZUKI(スズキ)です。メロディオンのアイデアが現在の鍵盤ハーモニカの姿を作ったんだそうです。こちらのメーカーはメロディオンが主力の商品だけあってラインナップが幅広いです。
正確な音にこだわり、音を出すためのリード部分は全て職人が作る日本製。きれいな音を出し続けることができるのはこのおかげなんだそうです。型番によって音色が違うということなのでこだわる方は好みのものを選ぶことができます。とは言っても小学校で使う分にはスタンダードなMXA-32かFA-32シリーズでちょうどいいかと思います。
吹き口は丸いタイプで昔からサイズが変わっていません。ずっと長く使い続けられる安心感がありますね。価格はヤマハのピアニカに比べて少し割安感があります。
商品名 | SUZUKI(スズキ) MXA-32 メロディオン(ハードケースタイプ) |
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希望小売価格 | 6,300円(税抜) |
色 | グリーン(MXA-32G)/ピンク(MXA-32P) |
本体のサイズ | 420×100×45mm |
ケースのサイズ | 457×179×61mm |
重さ | 本体:565g/ケース:600g |
パーツや付属品の追加交換 | 吹き口(MP-121)、ホース(MP-113)、ケース |
※価格はメーカーの希望小売価格なので、ネット通販で探せばもっと価格は抑えることも可能です。
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上表ではハードケースタイプのご紹介をしましたが、同じスペックでケースがより軽くなったセミハードケース製のFA-32シリーズ(ブルー/ピンク)もあります。荷物を少しでも軽くしたいという場合はケースを入れても800gほどのこちらがオススメです。
小学校の合奏での使用なので、ハイスペックなモデルは必要ないんですが、いろいろな商品を見ていると鍵盤ハーモニカは非常に奥が深いことがわかります。自分でも久しぶりにまた演奏してみたくなりました。
鍵盤ハーモニカの選び方!おすすめの鍵盤ハーモニカはどれ?
定番のヤマハとスズキの鍵盤ハーモニカを見てきたところで、他のメーカーのものについても簡単に比べてみたいと思います。
他にも色んなメーカーがあります。
- ゼンオン
- HOHNER
- キョーリツ
- キクタニ
ゼンオンの「ピアニー」
弱い息でも音が出るので、幼稚園の指定品になっていることが多いメーカーです。小さい子供でも演奏できるということで選ばれています。
希望小売価格:6,400円(税抜)
サイズ:400×105×45mm
重さ:615g(本体のみ)、1,425g(ケース、付属品含む)
カラー:グリーン/ピンク/ブルー
付属品:ハードケース、パイプセット(PM-02)・吹き口(PM-01)
HOHNER(ホーナー)の「メロディカ」
ホーナーはアコーディオンやハーモニカなどのドイツの楽器メーカーで、プロのミュージシャン御用達のメーカーです。ホーナーもメロディカという鍵盤ハーモニカを取り扱っているんですが、日本製とは違うデザイン性の格好良さに惹かれて購入される方が多いです。とにかくスタイリッシュ。むしろ合奏するときに目立ちそうです。
参考価格:4,980円
サイズ:425×102×50mm
重さ:600g(本体のみ)、1,200g(ケース、付属品含む)
カラー:ブルー/ブラック/レッド
付属品:ハードケース・パイプ・吹き口
キョーリツの「メロディーピアノ」
とにかくカラーバリエーションが豊富なのがこちら。ブルーやピンクなどありきたりなのはイヤというこだわりの派のお子様におすすめです。そして価格が3,000円台とお手頃なのも嬉しいですね。ベストセラーの鍵盤ハーモニカです。
参考価格:3,990円(税込)
サイズ:420×102×50mm
重さ:550g(本体のみ)
カラー:全20色
付属品:ハードケース・パイプ・吹き口・クリーニング用クロス
キクタニの「メローディーメイト」
価格の安さで選ぶならこちら。自宅での練習用として使ってもいいかもしれませんね。ヤマハやスズキの半分以下のお値段で購入出来る鍵盤ハーモニカです。口コミも多く音も問題ないようです。
参考価格:3,850円(税込)
サイズ:420×104×48mm
重さ:570g(本体のみ)
カラー:BLUE(あお)/GREEN(みどり)/PINK(ぴんく)
付属品:ハードケース・パイプ・吹き口
鍵盤ハーモニカの違いやおすすめのまとめ
鍵盤ハーモニカひとつ購入するにしても選択肢がたくさんありますよね。
子どもが使うものなのである程度丈夫で長持ちするものをと考え、我が家はスズキのメロディオンのハードケースにしました。
それぞれの鍵盤ハーモニカの吹き口やケースには互換性はないので、それ専用のものを探して購入する必要があります。もしパーツが壊れた時や失くしてしまった時のためにもメーカーや品番を控えておくと購入の際に役立ちますよ。
どの鍵盤ハーモニカも音楽を楽しんでもらうためのものです。お好みの音色や予算に合わせてぜひ気に入ったものを見つけてみてくださいね!